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タベサクの食レポブログ!

日本(と時々海外)で印象的だったお店の料理を主観全開でレポートします。うん万円する鉄板焼き料理から、メイド喫茶の魔法がかかったスイーツまで!

食レポ#009 優雅なカウンターでちょっぴりリッチな気分でケーキを食べたい人に!"六本木 toshi yoroizuka"

普通のケーキの2段階くらい上を行く、一手間込められた季節感満点のケーキスイーツ"いちじくのミルフィーユ"

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2016.Oct

スイーツやケーキ好きなら、恐らく鎧塚俊彦というパティシエの名前を1度は聞いた事があると思う。鎧塚 俊彦(よろいづか としひこ)といえば、世間一般では恐らく女優の故川島なお美さんの夫というイメージが強いかもしれない。メディア露出も多いが、辻製菓専門学校を卒業し世界各地のお店での経験も経ている、実力は折り紙付きのパティシエである。

私が彼の存在を初めて認識したのは、大学4年の時、ちょうど六本木に東京ミッドタウンがオープンした頃、施設内に「Toshi Yoroizuka MID TOWN」が開業されるのを知ってからである。確か雑誌で店内の写真が掲載されており、およそケーキ屋とは思えないようなシックなカウンター席の雰囲気に惹かれた事を覚えている。オープンしたばかりの東京ミッドタウンを見に行くついでに、自身の卒業祝いとして少し奮発しようと思い、お店に足を踏み入れる事を決意した。扉を開けると、普通のケーキ屋と同じようにケーキディスプレイに入った季節のスイーツ達がお出迎えしてくれる(サロンと呼ばれているスペースらしい)。そして奥に店内でケーキを味わうためのイートインのカウンター席が並んでいる。客層はほとんど女性2人組やカップルで、まさに六本木!という印象を受けた。2007年に初めて訪れた時に食べたものはもはや思い出せないが、季節の果物を使ったスイーツプレートに衝撃を受けたのを覚えている。

 

昨年、もう一度あのリッチなおもてなしスイーツを味わうために、およそ9年ぶりに訪れた。メニューを見て、季節の果物であるいちじくを使ったいちじくのミルフィーユに決める。注文が入ると、カウンターの対面にいる3〜4名のパティシエ達が調理・盛り付けを始める。料理が作られていく様を見るのはとても楽しく、もはや調理の過程も味の一部ではないかと思う。

 

いちじくの甘みと酸味、ミルフィーユ生地の香ばしさといったそれぞれの味覚と食感の采配が絶妙である!食材がただ合わせ置いてあるのではなく、お互いを見事に補い合っている。上に乗ってるいちじく風味のアイスは、かなり酸味と味の濃さが強く、アクセントになっているが、下層のパイ生地の香ばしさとクリームの滑らかさがそれをオブラートに包んでいて、飽きさせない味になっている。一言で纏めてしまうと「複雑な味」になってしまうのだけれど、決してネガティヴな意味合いではない。個人的には、全部の素材を一気に口の中に放り込んで口中調味するべき一品である。

 

 

本格派スイーツ度:★★★★★

デートスポットにうってつけ度:★★★★

イートインするなら少しオシャレに気を遣いたい度:★★★