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タベサクの食レポブログ!

日本(と時々海外)で印象的だったお店の料理を主観全開でレポートします。うん万円する鉄板焼き料理から、メイド喫茶の魔法がかかったスイーツまで!

食レポ#012 手づかみで食べる背徳感を味わえる、味覚と触覚で楽しむあつあつシーフード"新宿 DANCING CRAB"

テレビや雑誌で話題の超ミーハー店だが、味は侮るなかれ!食材ゴロゴロ"クラブバッグ"

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2015.Jul

今からおよそ2〜3年前、テレビや雑誌等のメディアで連日のように取り上げら始めたレストランがあった。特製ソースを絡めたシーフードを手づかみで豪快に食べるというその独特なスタイルで注目を浴びたお店が、”ダンシングクラブ”である。

“ダンシングクラブ”は、2014年にシンガポールでオープンした、アメリカ南部のルイジアナスタイルのケイジャン料理をベースにしたシーフード料理を提供するレストランで、袋の中に食材とソースを入れてよく振り、テーブルの上に豪快にぶちまけ、お客さんはそれを手づかみで食べる。サラダ等のサイドメニューを食べる場合を除き、皿やフォーク等の食器を一切使わない。現在日本国内では、新宿と大阪と福岡の3店舗が展開されているようである。

 

かくいう私も、友人の誕生日を祝う為にお店を予約した。今思えば完全に話題作りの為であり、instagram等のSNS映えを狙っていた。今現在、instagramで#dancingcrabと検索すると、35,000件を越える画像がアップされており、ものの見事に全ての写真がパーティーピーポー感全開である

NYスタイルを感じさせる内装の広々とした店内では、流行りのPOPミュージックが大音量で流れており、時々可愛い店員がゆる〜いダンスを踊るショータイムもある。曲がりなりにも長年ダンスをやっている身からすると、ちょっと説教したくなるくらいヒドい。というかヤル気が無い。だが、見てるとそんな事を気にしている自分がバカらしく思えてきて、段々とクセになってくる。振り付けなんて合わせる必要ないんだ!という意志が伝わってくるダンスだ。

席に案内されると、カニのキャラクターの被り物を手渡され、任意で被りながら食事を楽しむことになる。完全にパーティー空間な雰囲気のせいか、意外と恥ずかしげもなくカニの被り物を被っている人は多かった(もちろん我々も全員被った)。

 

ちょっとしたサイドメニューとして、シーザーサラダとポテトを注文し、メインの"クラブバッグ"もオーダー。出てきた料理を見て意外だったのは、蟹以外の食材もゴロゴロと入っている。厚切りのベーコン、コーン、ジャガイモ、ニンジン、イカ等々…バラエティー豊かだ。

 

正直な話、私はここに来る前まではお店の味を少しナメていた。どうせ、話題性や今風なオシャレさで客を引き寄せているだけで、味は大したことないんだろう…。しかし、このテーブルの上にぶちまけられた食材達、どれもウマい!!

 

まず、食材に万遍なく絡んだソースが抜群にウマい。ソースは4種類の中から選べ、我々はシグニチャーソースという少しスパイシーなタイプのものをチョイスしたが、大きめにカットされた食材にはちょうどいい相性だ。特にベーコンは、他では中々出会えない厚みで噛み応え最高だ。王様のブランチとかで大々的に持ち上げられていたクセに、中々やるじゃないか…。

 

しかしなんといっても、このお店に来て一番印象に残っているのは、テーブルにぶちまけられたものを手づかみでむさぼるあの野生的な食べ方である。子供の頃ならまだしも、料理を手づかみで食べることなんてそうそう無い。とにかく背徳感がすさまじい。しかも、出てきたては普通に熱い(ちなみに、店員さんに頼めば食器をもらえる)。食べ終わった時には、手も口もベットベトだ。蟹の殻と食べカスだけが残ったテーブルは、何か惨劇があった現場なんじゃないかと錯覚する有様になる。

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しかし、そんなアツアツの料理を(蟹の被り物を被りながら)みんなでワイワイ食べる一体感は、中々他所ではできない貴重な経験かもしれない。やっている本人達は楽しいが、端から見たら相当異様な光景だったと思う。

 

 

SNS映えする度:★★★★★

友達と一緒に行くべき度:★★★★

恥を捨てるべき度:★★★★