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タベサクの食レポブログ!

日本(と時々海外)で印象的だったお店の料理を主観全開でレポートします。うん万円する鉄板焼き料理から、メイド喫茶の魔法がかかったスイーツまで!

食レポ#033 イタリアの秘境、マテーラで訪れたカフェを素敵な風景とともにご紹介"マテーラ Ristorante Hemingway's Bistrot"[1stイタリア編 その3]

ビジュアルインパクト抜群のレモンケーキ!日本では絶対にやってはいけないユーモアのきいた逸品"デリツィア・アル・リモーネ"

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マテーラの"Oi Marì"で激うまピザを堪能した後、我々夫婦は早速街中を散策する事にした。マテーラには1泊しかしない上に、翌日の昼にはナポリへ向かうためにバスに乗らなけらばならないからである。

マテーラの中心街は、カフェやお土産屋やファッション店などが一定の範囲内にギュギュッと凝縮されているので、歩いて散策する事も充分可能だ。しかし、前述の通り街全体がサッシと呼ばれる洞窟住居の集積で構成されているので、街中の至る所に小道や階段が存在し、行き止まりや思いがけない場所へ辿り着いてしまう事もしばしばある。街全体が特殊な造りをしているので、街を眺めているだけでも充分楽しめる。

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街の雰囲気はというと、至って穏やかで街のあちこちでコーヒーを飲みながら談笑している人々が見受けられる。その日はたまたま街のイベントがあったのか、野外広場に特設ステージが建設されていた。至る所に飾り付けがなされていて、どうやらこの日は音楽祭が開催されるようだった。まだまだマイナーな都市なのか、日本人はおろかアジア系の人もあまり見かけないので、本当に海外に来た感じがする

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ここで、私がマテーラで買い物をしたO bagというイタリアのお店を一つご紹介しよう。バッグなどのアイテムを販売しており、持ち手や本体の素材や色を多数のバリエーションの中からチョイスし、自由にカスタマイズできるのがこのお店の特徴だ。店員さんに聞いたところ、海外での展開はしておらず、オリジナル商品はイタリアでしか買えないらしい。私はここでサングラスを購入し、フレームやメガネの縁・レンズの柄や色を徹底的に吟味し、自分だけのオリジナルサングラスをゲットする事ができた!値段もリーズナブルなので、カスタマイズ好きな人にはオススメのお店である。

 

お土産屋さんやそこかしこにあるドゥオモ(教会)やファッション店を廻ること2時間程、ずっと石畳の道を歩き続けたせいか足が疲れて来たので、どこかカフェを探そうと提案。ちょうどドメーニコ・リドラ通りにオープンテラスの居心地の良さそうなカフェを見つけたので、フラリと入る事に。

 

初めに店内のカウンターでメニューを注文してからテラス席へ座るというシステムだったのだが、店内のショーウインドウには美味しそうなスイーツがズラリと並んでいる。中には、イタリアの名物お菓子であるババの姿も!ババとは、スポンジケーキにラム酒入りのシロップを染み込ませたお菓子で、きのこを横に倒したような可愛らしい個性的なビジュアルが特徴だ。

 

だが、イタリアの名物お菓子よりも私が気になったのは、真っ白なクリームのようなものでコーティングされたまん丸のケーキのようなお菓子だった。英語表記の品名を見ると、レモンが使われたお菓子である事は分かったので、迷わず注文してみる事に。テラス席に座り、街を行き交う人々を眺めながらしばし待つ事に。イタリア滞在中、基本的にずっと気候は穏やかだった。日本よりも乾燥しているので、本当に南国にいるような気分で外にいる事がとても気持ちいい。

待ちに待ったケーキがやってきたが、実物を見て驚いた。

ケーキにフォークがぶっ刺さっている。

なんというユーモア。

日本では絶対やったらいけないやつだ。

イタリアだからこそ成せる技だなと感心しつつ食べてみると、これが意外といっては失礼だがとても繊細な風味である!外側の白いコーティング部分は酸味の効いたクリームチーズのようなもので、レモン汁も使っているようだ。中はサーターアンダギーほどの硬さのドーナツ生地で、中心には生クリームが入っている。後で調べて分かったが、これは"デリツィア・アル・リモーネ"というイタリアの名物ドルチェの一つらしく、アマルフィの伝統菓子らしい。

 

ビジュアルインパクトも相まってなかなか面白いケーキだった。決して甘すぎず、レモンとクリームチーズの酸味と甘さのバランスが絶妙で、フォークさえブッ刺さってなければ日本でも絶対にウケる味だと思った。

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ビジュアルインパクト:★★★★★

縁起の悪さ(日本において):★★★★★

甘みの繊細さ:★★★★

 

次回はマテーラでの夕食をご紹介します。乞うご期待。